埼玉県　外国人未払医療対策費

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（１）概要
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外国人未払医療対策費の概要

　埼玉県では、公的医療保険制度が適用されない外国人患者の未払医療費が医療機関の負担となっているところから、このような未払医療費の補填を行なう「外国人未払医療費対策事業」を平成６年度から実施しています。

［制度の概要］

１．目的

　外国人救急患者の医療機関の未回収金を、県と市町村が協力して（県１／２、市町村１／２）補填することにより、医療機関の負担を軽減し、救急医療体制の円滑な運営を図ることを目的としています。

２．対象となる外国人

　県内に住居等があり、国民健康保険等の公的医療保険制度や生活保護法の適用外の者（行路病人及び行路死亡人取扱法が適用となった者は対象外です）。

３．対象医療費、限度額等

①　救急車等により搬入された外国人患者の医療費で、回収の努力をしたにもかかわらず１年以上を経過した未払医療費。

②　保険診療として算出した医療費から患者が支払った金額を控除した「未払医療費」が１０万円を超えるものが対象となります。

③　②で算出した「未払医療費」から１０万円を控除し、１万円未満の端数を切り捨てた金額が補助金額となりますが、補助金額は２００万円を上限とします。また、入院を必要としたものについては、原則１４日を限度とします。

問い合わせ先　埼玉県健康福祉部医療整備課

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（２）埼玉県外国人未払医療費対策事業補助金交付要項
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（３）その他、情報
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（３－１）国際政策基本指針

国際政策基本指針

世界に開かれ、世界に貢献する彩の国さいたまを目指して
平成１１年（１９９９年）３月
埼　　玉　　県

Ⅱ　外国人と共に生きる社会づくり　
１　外国人が暮らしやすい環境づくり
《保健・福祉・医療》
（53）救急医療体制の整備
外国人救急患者に係る医療機関の負担を軽減し、救急医療体制の円滑な運営を確保するため、県と市町村が協力して、未回収金の補填を行います。
　
〈主な事業〉
　ア　外国人未払医療費対策事業（平成６～１３年度）【医療整備課】
　
（54）生活保護の充実
　市町村が、「行旅病人及び行旅死亡人取扱法」に基づき、行旅病人及び行旅死亡人を取り扱い、繰り替え支弁した費用について、費用弁償を行います。
　
〈主な事業〉
　ア　行旅病人及び行旅死亡人取扱に係る費用弁償（平成４年度～）【社会福祉課】

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